ワールドカップ考 過度に期待しすぎの日本サッカー

サッカーにはド素人なわけですが、ど素人がゆえに我が日本代表チームには過度に期待せず、声援を送れようというものです。

 

6月5日現在の世界ランクを見てみますと、予選で対戦するコロンビアは8位、ギリシャは12位、コートジボワールは23位、そして我が日本は46位であります。そして今日までの成績は、コートジボワールには2対1で負け、ギリシャには零対零の

引き分けとなっています。

 

もちろん、ランク通りに勝ち負けが決まるものではなく、対戦時のチーム状況や運不運もありましょうから、ランキングこそ全てだと言う積もりは毛頭ありませんが、なぜランキングなるものが存在するのか、またランキングはそれを度外視出来るほど意味をなさないものなのか、そこらへんのところがもっとすっきりすれば、ど素人にも分かり易いのではないかと思うわけです。

 

このランキングを大相撲に当てはめてみますと、コロンビアは三役クラス、ギリシャは幕内上位クラス、コートジボワールは幕内中位クラス、そして我が日本は幕尻クラスと考えれば、ギリシャに対しては頑張ったといえますし、コートジボアールには、もう一息といった結果ではなかったでしょうか。

 

巷では、「ガンバレニッポン」で盛り上がっておりますが、ランキングからは予選リーグ突破すること自体が夢の中の夢でして、ここまでの日本の頑張りには、決して悲観すべきものではなく、むしろ良くやったと言えるのではないでしょうか。

 

ど素人考えで、もう一つ言わせて頂ければ、十両力士とばかり練習していても強くはなれません。横綱大関などに胸を借りるような練習を重ねてこそ、力がついてこようというものです。まあそんなことは、サッカーフアンならずともご存知のことと思いますが、今の日本のサッカーを見る限り、力強さは殆ど見えてきません。