仏教についてちょっと学んでおいた方がお得です

 

うちのお寺は真宗大谷派(お東) (わが家の宗教を知るシリーズ)

うちのお寺は真宗大谷派(お東) (わが家の宗教を知るシリーズ)

 

 過日、MSNのニュース欄に、

 

呼んでもいないのにお坊さんが4人…請求額500万円! 戒名と布施のトラブル事例、事前に話し合いを

 

という記事が載っておりました。〔※未だ掲載されているかどうか分かりませんが、リンクを貼っておきます〕

 

なにしろこの太平の世ですからね。今の若い方たちは、ご自分の家の宗教が何であるかもご存知ない方が多いでしょう。唯一、宗教に接する機会は、年に一度の墓参りか、あのパワースポットなんぞと聞いて、行ってみようかと思う程度ではないでしょうか。

 

まあどんな宗教を受け入れるか受け入れないかはご自由ですし、宗教なんか私は信じない、と宣言されてもいっこうに構いません。ですが、宗教に限らず何事においても知識があるのと無いのとでは大違い。ちょっとした知識があれば、嫌な思いをせずに済ませることも可能となります。

 

日本は仏教が主となっていますから、当然ながら仏教徒が沢山いることになりますが、仏教徒といっても、キリスト教カトリック教徒やプロテスタント教徒、イスラム教のスンニ派やシーア派などと同様に、仏教にも沢山の宗派があります。

 

例えば、「あなたの宗教は?」と問われた時、単に「我が家は仏教」と答えるのは大雑把過ぎで、「○○教の○○派」あるいは「○○寺の門徒」、と答えるのが正しいと思います。

 

ですから、いざ葬儀ということになりますと、葬儀屋さんが、「それでお宅の宗派は?」と聞いて来るのに対し、「え~と、確か婆さんが、仏壇に向かって「帰命無量寿如来」と言っていたな?」と、うろ覚えの一節を言うわけですね。それで、葬儀屋さんは、「真宗ですね」と、こうなり、その宗派に応じた葬儀を提案して来ます。

 

ここで、そっちの方の知識がそれなりにありますと、「いやそれは違うでしょう」とか、「そこのところはこうして下さい」とか、「坊さんの方は、こちらから連絡します」とか、言える訳です。もちろん、全ての葬儀屋さんが悪いというわけではありませんが、あちらも商売ですから、こちらが無知なばかりに、色々とさもそうであるかのように、振舞って来ます。

 

そこで役に立つのが、双葉社が発行している「うちのお寺シリーズ」です。猫玉の家は『真宗大谷派』ですので、このシリーズの「うちのお寺は真宗大谷派 お東〔わが家の山宗教を知るシリーズ〕」を学んでおります。この宗派の特徴や他宗派との違い、その他諸々が、解説されておりますから、大変重宝しております。

 

※もちろんこの記事は、双葉社さんの宣伝ではありませんからね。